心に残る名曲 その百六十 アンドルー・ウェバー 「Evita」

これまではクラッシック音楽を主としてとり上げて紹介してきました。趣向をかえて、現代の作曲家、シンガーソングライターなどを紹介していきます。「オペラ座の怪人」(The Phantom of the Opera)、「キャッツ」(Cats)、「エビータ」(Evita)、「Jesus Christ Superstar 」などのミュージカル作品で知られるイングランドの作曲家アンドルー・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)のことです。

1948年にロンドンで生まれの作曲家で劇場演出家です。エレキギターを使ったロック調の音楽は、20世紀のイギリスとアメリカのミュージカルを再興させた音楽家といわれます。ウェバーはオックスフォードあるマグダレーンカレッジ(Magdalen College)で学びます。そこでライス(Tim Rice)という作詞家と出会い音楽を作っていきます。

1971年に有名なロックオペラである「Jesus Christ Superstar」を作ります。古典音楽とロック音楽と融合の作品ですが、大きな論争を巻き起こします。それだけ画期的な作品であったということです。次ぎに1978年に作った「Evita」のことです。アルゼンチン(Argentina)のエヴァ・ペロン(Eva Peron)は私生児として生まれながら女優となり、フアン・ ペロン(Juan Peron)大統領と結婚し、ファーストレディとなった後は政治にも介入するようになります。

「Evita」はロンドンにて最も選れた音楽賞としてオリバー賞(Olivier Award)やニューヨークにおいて七つの部門でトニー賞(Tony Awards)を受けます。“You Must Love Me”がアカデミー歌曲賞を受賞します。“Don’t Cry For Me Argentina“とともに マドンナ(Madonna Louise Ciccone)が歌っています。

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